私がしてしまったことのある手抜き
代表の相川です。今日も元気にブログを更新します。
今回は、私自身も過去にしてしまった事のある手抜きについてお話します。
前回のブログでは、塗装業界の真実として、
塗装業界の手抜きの手口、全11選+番外編←クリック
のお話をしました。これは、一部の塗装業者がしている、なんて話ではなく、ほとんどの塗装業者が、今現在もしている手抜きになります。
そういう私も、過去には手抜きに手を染めてしまっていた事がありました。そのお話をさせて頂きます。
ただ一点、よその塗装業者から要請があり、応援に行った際の手抜きだけは、どれだけ自分は嫌でも、そこの現場の指示に従わなければいけないので、都合がいいと思われる方もいらっしゃると思いますが、自分の手抜きとはしていない事を先にお伝えさせて頂きます。
そういうように、自分では仕事が取れない過去は、たくさんの塗装業者さんの応援に行くことがありました。そこで、たくさんの手抜きの手口を目の当たりにしてきた事もあり、
も知る事になりました。
そんな中で、私自身でしてしまったことのある手抜きは、3つあります。
一つめは、2番目の、
湿度85%以上気温5度以下でも塗装をする
です。
この手抜きは、正直、私は塗装業界に入ってから5年くらいまでは、それがダメな事とは知りませんでした。なので、塗装業界に入ってからの5年間は、知らずにやってしまっていました。しかし、知った後のその後も、守る事ができなかった手抜きになります。
やってはいけない事をやった、という事に理由など言うべきではありませんが、ただの言い訳である事を重々承知の上で言いますと、下請け、更にまたその下の孫請け等になると、やる事の多さに比べて工期が短すぎる事、請負金額が安すぎる事、また、塗装業界の暗黙の手抜きである事で、自分に言い訳をして守れていませんでした。
このように、最初の頃の私のように、「それは手抜きだ」と知らずに手抜き工事をしている職人も少なくないです。そして、こうやって私が言い訳しているように、「下請けで工期が短くて賃金も安い、だから手抜きをしてしまう」という業者が、とても多いです。
二つめは、11番目の、
下地処理をしない
です。
私が手抜きをしてしまっていたのは、全て下請け、孫請けで仕事を請け負っていた頃の事ですが、この手抜きも、自分に言い訳をして、目立つ荒れているところだけやって、それなりにきれいそうな下地のところはそのまま下塗りを塗ってしまっていました。
三つめは、
手抜きの手口11選には入っていませんが、軒先板金(屋根先の5cmほどの板金)を、項目に入っていなかったことで、塗らないでいました。
これに関しては、項目にも入っていなかったため、手抜きと言えるかどうなのか、わからないところですが、今はこちらもサービスでやらせて頂いております。
以上、私が独立してからも守れなかった手抜きでした。
その他には、独立するまでお世話になっていた会社では、11選の手抜きはほとんどしていました。何も知らない状態からそういう環境にいたため、それが手抜きだとわかるまで、何年もかかりました。そういう私のように、それが手抜きだとわからずにやっている職人も、これもまたとても多いです。ちなみに、私が若い頃にお世話になっていたその塗装会社は、あらゆる手抜きをしていましたが、地元では評判の塗装会社でした。
前回のブログの、
については、全国の塗装業者さんにもぜひ見て頂きたい内容です。おそらく、「こいつ、全部言ってる!そういうお前は本当に全部守ってやってるんだろうな!」と思われると思います。
当然、今は全て守ってやっております。それが私の信念であり、よそとの違いであり、差別化でもあると思っています。
しかし、これが今も、あの頃のまま下請け、孫請けのままであったならば、この三つの手抜きは、きっと今も守れていないと思います。だから私は、自分の信念で仕事をするべく、金輪際、もう二度とどこの下請けにもならない!と決めて、自ら営業もしております。
次は私が、
「手抜きを徹底的に排除した塗装工事をしよう」と心に決めた時のお話をします。
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