良運 愛川塗装店では、一番最初の工程は、水洗いではなく、下地処理
代表の相川です。今日も元気にブログを更新します。
今日は、塗装工事についての、工程順の話をさせて頂きます。
こちらのブログ↓↓で、私は、
※(ちなみに、よそはほぼ必ずこの水洗いを最初にやりますが、当店はそれよりも前にやる事があります。水洗いは二工程目(二番目)にやります。その理由についても、いずれお話します)
と言いました。
その事についてお話します。
ほとんどの塗装業者は、ほぼ必ず水洗いから始めます。その後に、養生→下地処理→塗装、という流れになります(養生と下地処理は順番が前後することあり)。
事実、私は今まで、一番最初に水洗い以外のことから始める塗装職人を見た事がありません(水洗い自体をしなかった職人は何人かいましたが)。しかし、当店では水洗いの前に、まずは下地処理から始めます。
ちなみに、「下地処理」と一言で言っても、水洗いも下地処理になりますし、サンドペーパーを当てたり、ケレン(浮いている古い塗料を剥がすこと)も下地処理になりますし、傷んでいる外壁を補修する事も下地処理になります。
私が今言っている下地処理とは、サンドペーパーを当てたりケレンをする事を言っています。
このサンドペーパー当て、ケレンを、当店では一番最初にやっております。
理由としては、サンドペーパー当てやケレンをすると、ゴミやホコリが出るからです。この工程を一番最初にしてから、その出たゴミやホコリを掃き掃除した上で、次に水洗いをして、掃き掃除でも取りきれないような、見えないホコリ等も水洗い時に一緒にきれいに洗い流します。
これ、何も知らない一般の方が聞いたとしても、「その方がいい」と思うと思いますが、昔から、どこの塗装業者、どこの塗装職人も、水洗いを一番最初にやってから、その後にサンドペーパー当て、ケレンをやります。だから、せっかく水洗いをしたのに、その後に下地処理をして、そこで必ず出るケレンカス、ホコリでまた汚しています。
私のやり方は、実際にやっていても、絶対に私がやっているようにした方がいいです。でも、塗装業界の工程順は、みんな水洗いを一番最初にやります。
私のやっている順番でやった方が間違いなくいいはずで、そんな事は考えたらわかる事だと思うけど、なぜみんな最初に水洗いをやるんだろう?
と色々考え、そして他の職人にもこの話をして、色々と意見を聞きました。そして、私はこう思いました。
それはきっと、日本人の特性としてだ
と。
これはどういう事かと言うと、例えば、私は今までの人生で、色々な場面でこういうセリフを聞いてきました。
「昔からこうだったから、わざわざ変えなくてもこのままでいいよ」
と。きっと、多くの人もこのセリフを聞いたり、言ったりした事もあると思います。
私は、日本人の特性として、あらゆる事に対して、それまでのやり方を変える事に大きな抵抗がある、と思います。という私も日本人ですが。
例えば、法律にしても、時代が変わったり、新しい物など色々と出てきているのだから、それに合わせて法律だって変わらなければいけないのに、昭和から、中には明治時代から変わらない法律もいまだにありますし、どんな仕事、どんな職種にしても、時代や世代と共に新しいやり方に変えた方がいい事もたくさんあるのに、それもなかなか変わらないです。
この、「塗装の仕事は水洗いを一番最初にやる」ということも、そういう理由で、昔からみんな変わらない、疑問にも思わない、と私は思っています。それか、下地処理から始める私の方が、よっぽどおかしな事をしているか、のどちらかです。
しかし、実際に下地処理から入ってその後に水洗いをした方が、当然ですがきれいに仕上がります。
最初に水洗いから始めると、きれいにした後に下地処理をしてまた汚すわけですから、下地処理を終わらせてから、その後に水洗いをしてきれいにした状態から塗り出した方がいいに決まってますし、実際に私がしているそのやり方で、そうなっています。とは言っても、どの業者もそもそも水洗いも汚いですが。
以上、私が、
水洗いは二工程目にやる。その前にやる事がある。
と言った話は、
サンドペーパー当て、ケレンが一番最初。その次に水洗い
という話でした。
※追記
自分で記事を書き終わってから思いました。
↑↑
とは言っても、どの業者もそもそも水洗いも汚い
と言いましたが、だから、水洗い後にケレンカス、ホコリが出ても気にならないのかもしれません。
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